これからは個の時代だとよく言われます。
でも、これってどういう意味なんでしょうか。
人によって捉え方はいろいろあると思うが、ボクはこういうふうに捉えています。
「個人あるいは個人名で仕事できる機会が増える多い時代」
最近では、副業を解禁する会社も増えてきたようである。
さらに複業(パラレルキャリアのようなもの)をしている方と出会うことも増えてきている。
ボク自身も組織に属していながら個で仕事をする時代がすでにきていると実感している。
最近であれは箕輪厚介さんも一例になるであろうを
幻冬社に属していながら、「箕輪厚介」という個人でオンラインサロンや合同会社を立ち上げたりと、仕事をバリバリやって、メディアにも出まくっている。
★★★
では、個の時代に必要とされる力には、どのようなものが必要とされるのか。
もちろん個人技を高めることは必要でしょう。
サッカーでいうなら、フィジカルが強いとか、俊敏性があるとか、ドリブルで抜けるとか、決定力があるとか。
強いチームには間違いなく、個人技が高い選手が複数名所属している。
その個人技に加えて絶対はずせない能力が、「人の力を集められるかどうか」である。
いまは多様化の時代とも言われている。
「幸せ」と思うこと自体が、ものすごく多様になってきている。
食欲、物欲、性欲、金銭欲・・・・。
物欲ひとつとっても、昔は白物家電に代表される冷蔵庫、エアコン、洗濯機がほしくてほしくてたまらない人がたくさんいたわけである。
それを夢見て、日々の仕事を頑張るという時代。
いま、エアコンにテンションあがる人は少数派だと思う。
当然、幸せが多様化するならニーズも多様化するはず。
その多様化しているニーズに、すべて個人で対応するには、やはり無理がある。
個人であれもこれもなんてできません。
であれば、自分にできない技術やスキルを持っている人をどれほど束ねることができるかが個の時代を生き抜く大切な能力といえよう。
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では、どうすれば人の力を集めることができるのか。
まず人間力はあった方がいい。
人としての魅力。
でもそれよりももっと大切なことがあるんです。
それは「アウトプットをする」ということ。
人の力を結集することとアウトプットとは関係ないように思えるのですが、実は深い関係にある。
まず、人の力を結集できるには、「数」が必要である。
つまり、あなたのまわり半径数メートル以内の限られた人達のなかから、多様化したニーズに対応できる人を集めることは難しい。
仲良し集団でプロフェッショナルな仕事はできません。
やはり絶対的な数、つまり人的ネットワークが必要になってくる。
さらに、力を貸してくれる人というのは、あなたに対してなんらかの好意を抱いている方です。
嫌いな人はまず力を貸してくれない。
ビジネスとして割り切って、力を貸してくれたとしても問題になる可能性も高くなる。
あなたに好意を抱くプロ集団を作るのがベストである。
好意(リスペクト)はどうやって生まれるのか。
もっとも多いのは、あなたの考え方や行動思考に対して共鳴するところからシンパシーが生まれます。
そしてシンパシーから好意やリスペクトに発展していくようになる。
だから、なんらかの形で自分を考え方をアウトプットすることが必要です。
SNS、動画、ブログ、様々なメディアがあるので、それらを活用していきましょう。