先日このようなツイートをしました。
Instagramが「いいね」数の非表示テストを開始してしばらく経ちます。
— koshiyan (@hiroki548) March 4, 2020
「いいね」欲しさの過激投稿は自制してほしいというメッセージです。
見る方も「いいね」の数だけで価値を決めないでねということかもしれません。
Instagramマーケティングは「いいね」から「タグ」に変わりつつあります。
昨年7月からInstagramでは「いいね」の総数が非表示になりました。
なので、他の人の投稿を見ても「いいね」数は投稿主以外はわかりません。
これは「いいね」欲しさに危険な行為をしたり、公序良俗に反する過激な投稿を抑制するため、Instagramが日本を含む7ヵ国でテスト導入に踏み切ったからです。
Instagramにとっての「いいね」とは
これまでは投稿それぞれに、どれくらい「いいね」が付いているか総数が表示されていました。
この「いいね」の数をインフルエンサー選びの指標にしてきた利用者も多いでしょう。
また、「いいね」数を外部にアピールすることでモチベーションにしていきたインフルエンサーもいたでしょう。
「いいね」数が見れないのは残念な気もしますが、今のところInstagram利用者はこのテストを冷静に受け止めているようです。
また、Instagramを使ううえでの評価指標は「いいね」だけではなくなってきていることも背景にあるようです。
「いいね」以外でよう使われている機能を紹介します。
「タグる」
Googleで検索をすることは「ググる」といいますが、「#」を付けたタグで情報を検索することを「タグる」と呼ばれています。
先日、とあるプロジェクトメンバー全員で食事に行くことになり、20代の女性にどこかよさげなお店ない?と聞いたら、Googleマイビジネスでも食べログでもなくインスタを立ち上げて「タグり」だしました。
タグった写真を見て「ここめっちゃおいしそぉ」と当たりをつけて、それから食べログの評価を見て「食べログ評価も3.6やわ」と言ってお店を探していました。
いまや飲食に限らず、ファッションやコスメでも「タグる」ようです。
発見タブ
インスタの画面下の虫眼鏡アイコンをタップすると「発見タブ」画面が表示される。
「発見タブ」はAI(人工知能)が、その人のフォロー、いいね、投稿の保存などから関心度が高いであろう画像や動画を上位から表示させる機能です。
1画面約10件程度表示され、下にスクロールすることでどんどん新しい画像や動画が見れます。
ここには広告も表示されてくるようになります。
当然、閲覧者の目を引く画像が動画あれば「発見タブ」から、その画像や動画を投稿したアカウントに引き込むことができます。
保存
気になる投稿は「保存」機能で自分なりのアルバムを作ることができ、これも利用率の高い機能です。
まとめ
Facebookと違いInstagramでは、単純に「いいね」をもらうだけではなく、タグられたり、発見タブで一瞬にして興味を持たれることが大切になってきました。
そのためには、画像や動画が画力(インパクト)で重要です。
また、「それちょう」の調査では、10代~20代でのInstagramの利用率が高い機能はストーリーになってきており、インスタマーケティングもニーズに合わせてどんどん変えていく必要があります。