京都の北野天満宮の近くに餃子の美味しい店があります。
その名も「三宝の餃子」です。
飲食店も少なく、夜は少し淋しくなるこの界隈に一際目立つ赤い看板が目印です。
店名に「餃子」と入れるくらいなので、自信のほどが伺えます。
お邪魔したのは平日の19時半頃。
こじんまりした個性的な店内で、壁にはメニュー以外に所狭しといろんなものが貼られています。
上七軒の芸妓さんのポスター
舞妓さん、芸妓さんの名前入りうちわ
普通のうちわ
誰かのサイン(誰かわかりません)
雑誌の切り抜き
食べ物のイラスト
大入袋
ライブのチケット
タバコの空箱
カレンダー
相田みつをの言葉
などなど
どういうポリシーで貼られているかはよくわかりません。
さぁ注文しようと、メニューを手にとったら品揃えはそれほど多くない感じです。
数多いメニューから食べたいものを選ぶという楽しみはあまりないかもしれません。
まずは、生ビールと餃子(メニューには「ぎょうざ」と書かれていました)を注文。
一人前は6個。
皮も餡も手作りの餃子は、小ぶりで、一口大でパクパク食べれます。
皮はパリッとしてモチっともしています。
餡はキャベツ多めのサッパリタイプで、数を食べても胃がもたれない感じです。
さすが美味いですねー。
ビールとの相性は言わずもがな。
次のおつまみは「やきぶた」です。
メニューには約2~3人前と書いてありましたが、一人でペロッといけました。
やきぶたの下に山盛りのもやしが隠れていました。
あっさりしたタレで、やきぶたはしっとりとして、シャキッとしたネギ&もやしともマッチします。
最後に注文した「豚キムチ」は、炒めものではなく、鍋系でした。
これは初体験で、まるでチゲ鍋のようでした。
具材たっぷりで、これでお腹いっぱいになりました。
交通の便は良くありませんが、店員さんがテキパキと働かれて、サービスも押し付けがましく肩肘張らずにおいしい餃子が食べれるお店です。