先日、フォトリーディングを学んでつくづく思いました。
ボクは数多くの本を読みたいのでない。
速読したいのでもない。
ましてや読んだ本の数をアピールするなんてしたくもありません。
さっさと自分の中にあるモヤモヤを解消してくれる文に出会って、その文の意味するところを深く考えたいのです。
要は、ボクは「読む」ことが好きなのではない。「考える」ことが好きなんです。
フォトリーディングはそのヒントを見つける手段でしかないのです。
周りに、フォトリーディングを学んだというと、「多くの本が読めるね」とか「そんなに多くの本を読みたいのですか」という反応が返ってきます。
つまり「数」を求めていると思われてしまいます。
違うんですわ。
でもいまの社会環境を見渡すとそう見られるのもやむを得ないです。
本やネットのタイトルも「〜だけで〜できる」とか、「カンタンに〜」という早さと要領を得る類の釣り文句が溢れかえっています。
効率よく数を上げる事が良しとされ、その波に乗り遅れてはいけないと。
でも、そんなことはどうでもいいんと違いますか。
他人のために本を読むではない。
そんなに数多くの本を読まなくてもいい。
それよりも、自分が納得できるまで考える事も大切。