天満橋の袂に南天満公園というのがあって、目の前の大川は汽水域で、ウナギの生息域になっているそうです。
そこは自由に釣りができて、天然のウナギが釣れるそうです。
百聞は一見にしかずとばかりに、季節もいいので行ってきました。
ウナギのエサはミミズがいいらしいので、買ってきたミミズを針に付けて、投げ込みました。
釣れるかどうかわかりませんが、何より川の風が心地よい。
そして、天満橋を渡っている時は気づかないのですが、川面に近づくと潮の香りして、まるで港にいるような錯覚を起こします。
さて、釣りは竿を投入早々にヒットがあり、引き上げると、なんとチヌが釣れました。しかも30cmほどの大物です。
これは幸先いいなぁと思っていたら、なんのことはない、それ以降はさっぱり。
しばらくは、気持ちいい風にあたりながら、のんびりと時間を過ごしました。
お供は近くのコンビニで調達してきたハイボールとチキンナゲット。
恐ろしく美味い。
こういうところで食べる物はなんでこんなに美味く感じるんでしょうね。
不思議です。
あたりが暗くなり、夜行性のウナギが釣れる時間帯が近づいてきました。
22時になれば、店じまいをしようかと連れと話をしていたら、竿にヒット。
リールを巻いて引き上げると、ウナギです。
しかも、これもかなりの大物です。
ほんとに天然ウナギが釣れた。
釣竿に糸を垂らしていると、通りすがりの釣り好きが話しかけてきます。
釣果はどうか、場所はどこがいいか、釣れた魚は刺身の方が臭みがない。塩焼きにすると逆に臭みが出てしまうなど、アドバイスも受けました。
チヌはリリースしましたが、ウナギは釣り上げた連れが、ドロを吐かさてから調理して頂きますとのこと。
結局、ボクはボウズでしたが、楽しいひと時を過ごすことができました。
しかもこんな近くで。