転職エージェントに勤めている知人が転職希望者はもっと転職エージェントのキャリアアドバイザーを使い倒した方がいいと言っていました。
転職エージェントは企業と転職希望者の間で仲介するので、採用(可否に関わらず)が決定するまでの生々しい情報を数多くもっていて、それは表にでてない。
キャリアアドバイザーからそういった情報を引き出して、自分の転職活動に活かしましょう。
特に面接は事前準備が勝敗を左右するので。
具体的には次のような情報を引き出すといいらしいです。
転職エージェントがもっている情報
企業側の募集の背景
募集要項に書かれていない求人するバックグラインドの情報。
たとえば、社内のどういう人材がなぜ退職したのか。それでどういうことに困っているのか。
これが聞けるだけでもかなり有利の作戦が練れます。
企業側の面接担当者
面接は何回あって、それぞれ企業の誰が面談をするのか。
一人か複数人か。
それぞれの役割や面接の時にどんな点を重視して、採用方針や判定基準をもっているか。
面接の時の質問事項
過去に面接情報から、どのような事が聞かれるか。
企業側も質問集をもっているわけではありませんが、想定問答などは準備できるそうです。
過去の採用の理由
最終的に採用に踏み切った理由。どういう点を評価したのか。
表にでない不採用の理由
不採用の通知はあっさりしたもので、何が本当の理由だったかわかりません。
コミュニケーション能力に欠けるという場合、どういう点でそう評価したのか。
あるいは、消極的(受け身)姿勢は、何をもってそう感じたのか。
転職エージェント活用の注意点
転職サイトと異なり、転職エージェントにとっては採用が決まらないと報酬(成果)にならないわけで、内定がでると、強引に入社を押してくる場合があります。
こういった時は自分が受けた印象を大切にして、しっかり意見を言うようにしましょう。
まとめ
転職エージェントのキャリアアドバイザーは、転職希望者にとっては心強い味方です。
キャリア相談や書類の添削などいろいろとサポートしてくれます。
僕の知人曰く、「キャリアアドバイザーは使ってなんぼ。それがキャリアアドバイザー冥利に尽きる」だそうです。
遠慮なく「利用」させていただきましょう。