最初にやることは「本業の棚卸し」
以下のようにツイートしました。
副業するにしても、独立するための準備をするにしても、いまの生活をそのままにして、新しいビジネスをはじめると破綻します。
そうならないためにも、まずは本業での仕事のやり方を見直すことが大切です。
今回は「本業の見直し」について話していきます。
副業や独立準備に大切な事は時間の確保です
新しいビジネスでは、やる事満載です。
特に立ち上げ時は目が回るほど忙しいです。
ボク自身も失敗しましたし、挫折した知人を何人も見てきました。
絶対的時間の確保が必要です。
精神力だけでは保ちません。
副業や新しいビジネスで成果を出すためには、一定の時間を確保することが必須条件になります。
本業はそのままで、サイドビジネスに取り組むこともできなくないですが、体力・気力が続きません。
たとえそれで上手くいっても長続きしませんし、健康を害してしまっては本末転倒になります。
棚卸し(見直し)方法
ボクも独立するための助走期間は本業と並走していたので時間との戦いでした。
その時に学習した事と実践した事をいくつか紹介します。
自分の日常をアセスメント(評価)する
自分のこれまでの日常のなかで、新しいビジネスをやる枠(時間)を見つけないといけません。
時間は24時間しかないので、そこからサイドビジネスタイムを捻出するためには、まずは現状を把握することから始めます。
自分がどんな時間の使い方をしているのか客観的に評価するのです。
まずは1日のタイムスケジュール表に自分のやった事を記録していきます。
手帳でもいいですし、Google Calendarとかのアプリを使っても構いません。
ここでは一切の感情は挟まず、淡々と結果を記録します。
もし記録した結果、次のような内容になればどうでしょうか?
タレントのマネージャー視点で評価します。
あなたがタレントで、そのあなたが価値ある行動ができるようにスケジュールを組み立てる敏腕マネージャーになったつもりで。
見直すことができる時間があるのではないでしょうか。
評価は、改善時間、代替時間、効率化時間、削減時間に分ける
改善時間
改善時間は、完全に削ることはできないが、やり方を変えることで、所用時間を削減させることができる時間です。
以前のボクはメールを惰性で処理していて、一回読んで、また後から再読するような効率の悪いことをしていました。
これではダメだと思い、朝と夕方に時間を決めてメールは一回しか触らない。
つまり開封したらその場で処理するように行動を改善しました。
代替時間
代替時間は、やり方を代えることで無くしてしまう事ができるものです。
会議なんかが典型です。
本当に同じ場所で顔を合わせて、印刷した資料をにらめっこしながら、長時間話し合う必要性がどれほどあるのか、もう一度考え直しましょう。
ボクはチャット(teams)を導入して、定例会議は撤廃しましたが、まったく問題ありません。というよりコミュニケーションがリアルタイムで行われ、意思決定が早くなって、悪いことは何ひとつありません。
今ならTV会議(ZOOM)も使えるので、どんどんやり方を代えていきましょう。
効率化時間
より効率的に使う時間です。
たとえば移動時間です(ボクも出張が多いので、移動時間がかなり占めます)。
移動というものに、学習というものを付加して、効率化します。
移動時間にNetflixやAmazonプライムを観て娯楽時間にあてるということを否定はしませんが、1時間あればブログもかなり書けるのではないでしょうか。
通勤時間片道1時間で、往復2時間。1年で250日会社へ行くだけで、250時間が有効に使えます。
ボクも東京へ出張する時の往復の5時間を何に使うか、事前に真剣に考えています。
削減時間
ズバリ、削ってしまう時間です。
飲み会などどうでしょうか。
本当に行く必要ありますか?
あなたの価値ある未来に関係なければ、思い切って断ってみてはどうでしょうか。
まとめ
いまの世の中は、猫も杓子も働き方改革です。
残業規制も厳しくなります。
環境大臣でも育児休暇が取れる時代です。
絶好のチャンスが到来しているので、今一度本業との付き合い方を見直してみてはどうでしょうか。
きっと本業にもよい効果が出ると思います。