1.はじめに
前回は副業するにはブログを持つべきというエントリーをアップしました。
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副業にブログをおすすめする理由と仕組み【収益化】
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今回からは、実際にブログの始め方について解説します。
まず、どんなブログを持つべきかという話です。
この記事は次のような読者のお役に立てると思います。
- ブログを開設したい方
- どのようにブログをスタートすればいいか迷っている方
- アフィリエイトで収益をあげたい方
- 副業で情報発信をしたい方
2.ブログ開設の2つの方法
ブログを開設するには大きく分けて2つの方法があります。
「借りる」か、「所有する」かです。
「借りる」とはブログ会社のサービスを使うことで、「所有する」とは自分でブログを開設することになります。
それではひとつずつ見ていきましょう。
3.ブログを借りる
これは無料ブログサービスを使うということです。
国内で日本語に対応しているブログサービスは無数にあります。
代表的なサービスを紹介します。
- note
- アメブロ
- はてなブログ
- FC2ブログ
- ライブドアブログ
僕は、note、アメブロ、はてなブログを使ったことがあります。
いま勢いがあるのがnoteです。
文字情報だけではなく、画像、動画、音声など様々な媒体で情報発信ができ、自分の情報をコンテンツとして販売することができます。
note以外のサービスもそれぞれ特徴があります。
無料ブログサービスを使うメリットとデメリットを説明しましょう。
無料ブログサービスを使うメリット
無料で使える
文字通り「無料」ではじめることができます。
ただし、多くのブログサービスがアップグレード版も用意されており、本格的に収益化を目指そうとすると有料版にアップグレードする必要性がでてきます。
即効性がある
すでにブログの環境が整っているので、基本情報を入力すれば、すくにブログを書きはじめることができます。
手間要らず
詳しくは後述しますが、自分でブログを開設すると、自由度が高い反面、そのブログを自分で運用していく必要があります。
無料ブログサービを使えば、運用する手間は不要で、記事を書くことに専念できます。
デメリット
収益化へのハードル
無料ブログサービスでも収益化できます。アドセンスやアフィリエイトに対応しているもサービスもありますが、一定の制限があtたりします。
例えば、アフィリエイトで収益化するには、独自ドメインをもって、無料ブログサービス側が表示しようとする広告を非表示にする必要があります。
そうなると無料ではなく有料プランに変更する必要が出てきます。
結局「なんや無料ちゃうやん」となってしまいます。
デザインのカスタマイズに制限がある
最初は記事を書くことに専念していても、ブログを運用していると、少しずつデザインを変更したくなってきます。
ブログの読者にとって、見やすさ、読みやすさはとても大切です。
行間を広げたいとか、文字フォントを変更したいとか、ここに広告は入れたくないとか。
しかし、無料ブログサービスでは、デザインはサービス内で許容されている範囲でしか変更できません。
ブログの引っ越しが面倒
ブログは引っ越しができます。
たとえば、アメブロからはてなブログへ引っ越しするとか。
なかでも一番ニーズとして多いと思われるのが、無料ブログサービスからWordPressへの引っ越しです。
データがうまく移行できなかったりすることもあります。
スキルのある方は自分で対応できますが、初心者にとってもリスクが伴うので、プロのブログ引っ越しサービス(サイト引っ越し屋さんなど)に委託するのが安全です。
アカウント凍結リスク
無料ブログサービス会社の方針に対する違反行為や、もっとも怖いのが、運営会社がブログサービスそのものを停止してしまうリスクです。
ある日突然止まることはないので、それまで書いた記事情報をエクスポートして、他のブログに引っ越すことができるにせよ、このようなリスクは避けたいものです。
4.ブログを所有する(WordPressで開設することをオススメします)
所有するとは自分でブログを開設することになりますが、具体的には以下の手順で開設することができます。
- インターネット上の住所を買う(ドメインを持つ)
- ブログを設置するサーバーを借りる
- WordPressツールをサーバーにインストールする
- 記事をアップする。
メリット
独自ドメインが使える
ドメインとは、インターネットの住所と思っていただくとわかりやすいと思います。
住所がないと、郵便物や宅配便が届かないのと一緒で、ドメインがないと誰もブログにたどり着くことはできません。
なので、ドメインは必須です。
そしてドメインには、独自ドメインと共有ドメインがあります。
共有ドメインは無料ブログサービスで使われており、運用会社のドメインの配下に自分のドメインを持つことになります。
したがって、A会社のブログからB会社のブログへ引越した場合は、ドメイン(URL)が変わってしまいます。
注意ポイント
無料ブログサービスでも独自ドメインは持てますが、有料プランに変更する必要があります。
独自ドメインは、自分で所有することです。
自分で所有しているので、仮にブログを高速サーバーに引っ越しした時もURLは変わらないので、読者に不便をかけることはありません。
デザインのカスタマイズができる
HTMLやCSSなどのスキルがあれば、細かくデザインをカスタマイズすることができますが、そこまでしなくても、WordPressにはテーマが豊富にあるので、マウス操作だけで自分が作りたいデザイン変更することができます。
僕もプログラミングスキルはありません。
プラグインが豊富にある
プラグインとは、ブログ(WordPress)に機能を追加するプログラムのことです。
たとえば、ブログに問合わせフォームを設置したいとか、セキュリティを向上させたりできます。
無料のものと、有料のものがあり、WordPressの管理画面からインストールすることができます。
注意ポイント
ほとんどのプラグインは無料で使えますが、入れすぎると次のような問題が発生します。
- サーバーに負荷がかかりブログが重くなる
- 管理に手間がかかる(更新プログラムの適用)
- セキュリティホールができる
プラグインは最低限必要なものだけ限定しましょう。
利用者が多い
今や世界中で使われているWordPress。
国内でも圧倒的です。
構築業者も多く、利用者も多いので、YouTubeや書籍でも情報を手に入れることができます。
何か困ったことがあった時も安心です。
デメリット(無料のブログサービとの比較)
コストがかかる
WordPressそのものはオープンソースで無料で使えますが、WordPressの設置環境にコストがかかります。
先に述べたドメインの購入、サーバーのレンタル、テーマ購入などに一定のコストがかかります。
以下は僕の実例です。
- ドメイン料:1,628円(年額)
- サーバー利用料:1,100(月額)
- テーマ:14,800円(買取)
管理が必要になる
WordPressは本体もプラグインも頻繁にアップデートされ、これを適用する必要があります。
といってもワンクリックするだけなので、特に難しいことはありません。
バックアップも当初に設定しておけば、あとは自動です。
たいした作業ではありませんが、無料ブログサービスと比較すると多少手間がかかります。
セキュリティ
利用者が多いWordPressは、ブラックハッカーからの対象になりやすいことは否めません。
しかし、それもアップデートを然るべきタイミングで適当すれば一定のセキュリティ水準は保てます。
最も怖いことは、アップデートもせずそのまま放置することです。
それだとセキュリティホールがそのままになって、サイバー攻撃の餌食になってしまうので、ご注意ください。
5.まとめ
僕は、はてなブログからはじめて結局自分のブログを作って引っ越しをしました。
最初からWordPressではじめておけばよかったと後悔しました。
これから副業をはじめて情報発信する、あるいはアフィリエイトとかで広告収入を得ようと思うなら、WordPress一択です。
超超オススメです。
これからは個人でも自分でなんらかのメディアを持つ時代です。WordPress自分の母艦メディアとして情報発信してみてはどうでしょうか。