京都北部の伊根町に行ってきました。
伊根町へふるさと納税して、宿泊予約券を送っていただきました。
使ったサービスはCMでお馴染みの「さとふる」です。
ここマジでヤバい(もちろんいい意味で)。
京都丹後鉄道の天橋立駅が最寄り駅ですが、そこからさらに車で30分以上かかるというアウェーな立地条件。
にもかかわらず、コロナ前には海外からの観光客がこぞって来ていたというから、いかに魅力的なのかわかります。
今回は一泊二日と短い滞在でしたが、とても魅了されました。
さっそく紹介していきましょう。
初日
朝、京都市内を車で出発して約2時間半。
現地に到着したのは、ちょうど昼時。
まず昼食の海鮮丼でやられてしまった。
昼食は伊根町観光協会の2階にある「船屋食堂」でいただきました。
注文したのは海鮮丼(1,500円)です。
とれたての海鮮が丼一杯に盛られていて、種類も豊富で、食べたことない魚がいくつもありました。
いや〜美味しかった。
お宿にチェックインの前に
この日の宿泊先は「CAFE&BB guri」です。
チェックインの15時まで少し時間があったので、CAFEでスイーツとコーヒーをいただきました。
また、このスイーツとコーヒーの美味しいこと。
絶品でした。
舟屋ガイドツアー
guriに荷物を預けて、地元のガイドさんと連れ立って伊根町を散策するツアーに参加しました。
参加といっても、ガイドさんと僕らだけ。
伊根町の歴史から、舟屋の中まで案内してもらいました。
そして、住民が魚のあらを餌に晩ご飯を調達する「もんどり」という仕掛けまで見学できました。
ツアーは1時間と聞いていたのですが、約1時間半たっぷりと案内してもらいました。
大人一人1,800円でしたが、大満足のツアーでした。
ゲストハウス「CAFE&BB guri」が最高
今回のお宿は1日に1組しか泊まれない「CAFE&BB guri」です。
CAFEの2階が宿泊する部屋になっています。
1952年の古民家を改装した室内で、梁に当時のサインが残っていました。
室内はとても広くて、日本の古民家と北欧の家具がとても落ち着いた空間を醸し出していて、快適に過ごすことができました。
スウェーデンのDUXIANA製の大きいベッドでおもいっきり大の字で寝れます。
お風呂も檜仕上げなんですが、浴槽は檜にしていないところも感心しました(浴槽が檜だと、よほど手入れしないと滑りが出てくるんですよね)
室内はどことキレイですし、置いてあるものも洒落ているし、サービスも堅苦しくないし、部屋に大きなスクリーンもあって、映画を見ることもできます。
簡易キッチンもあって、地元の食材を買ってきて軽く調理することもできます。
海外からのお客さんが多いというのも頷けます。
夕食も新鮮な食材にやられました
この日の夕食はguriで教えてもらった「海宮(わだつみ)」です。
guriから徒歩15分ほど。
夜の海を見ながら歩いていると、あっという間に到着しました。
「季節の御膳 魚見(いおみ)」というコースを注文しました。
飲み物のメニュー。
僕は焼酎のソーダ割り。
先附
地魚のお造り
煮魚(アカラの煮付けでした)
焼魚(アジの塩焼き)
蒸物(茶碗蒸し)
油物(天ぷら)
寿司5貫
汁物
デザート
お腹いっぱいになりました。
部屋に戻って、静かな夜を堪能して、早々に深い眠りにおちました。
2日目
朝起きてから近くを散策しました。
舟屋の間が見える海です。
残念ながら魚市場はやっていませんでしたが、海のそばの散歩は格別でした。
とにかく気持ちいい。
guriの朝食が評判通り最高でした
定評のあるguriの朝食。いや〜美味しかった(とくに写真奥のイカの料理が最高でした)。
この伊根筒川蕎麦のワッフルは甘さも控えめでコーヒーに合うこと。
スープも付いてます。
この時間はCAFEのオープン前なので、お客さんは僕たちだけ。
オーナーと話し込んでたら、あっという間に時間がすぎて、あわやチェックアウトの10時を過ぎてしまうところでした。
ほんとに気持ちがゆったりとする空間でした。
伊根湾めぐり遊覧船
guriをチェックアウトして、伊根湾めぐりに向かいました。
伊根湾をめぐる遊覧船は30分ごとに出航していて、気軽に乗船することができます。
前日に散策した伊根町の町並みを海から眺める事ができます。
約20分の遊覧でした。
エサをもらおうと、ウミネコに取り囲まれました。
道の駅「舟屋の里伊根」
今度は上から伊根町を見てみようということで、「舟屋の里伊根」に行きました。
前日は少し雨も降っていたのですが、この日は晴れたので伊根湾の海面がキラキラと輝いていました。
この後、天橋立に立ち寄ってから家路につきました。
まとめ
伊根町にはコンビニも大型スーパーもありません。
湾なので波の音もほとんどしません。
ほんと静かです。
夕方になったら人通りもほとんどなくなりました(以前インバウンドで海外の方が多かった時はそうでもなかったらしいですが)。
伊根のまち全体が月の光に照らされている様子は、幻想的でなんとも言えない異空間のような感じを得ました。
Googleストリートビューでは味わえない感覚だと思います。
地元の方もコンビニとかは便利だと思うが、ここには必要ないとおっしゃっていました。
平成の大合併の時に近くの宮津市や京丹後市に吸収されず、人口2,000人ほどの町が残っていて良かったとあらためて感じました。
近く再訪したいと考えています。